逢坂冬馬「ブレイクショットの軌跡」 Audibleで聴いた
・おもろw
・紙でもAudibleでも大人気の「同志少女よ、敵を撃て」「歌われなかった海賊へ」の逢坂冬馬の新作ですね~。
・ブレイクショットとかいう架空のSUVをめぐる数奇な運命を描いた連作短編集っぽい作品ですね。この作者って第二次世界大戦以外の話も書くんだ。
・逢坂冬馬さん、コイツTwitterのこと好きすぎだろ・・・逢坂冬馬さんの裏垢見たことないけど、絶対ツイ廃だろコイツ。現代を舞台にしたイマドキの小説ってTwitterが出てきがちだけど、たいていの小説家ってあんまり真剣にTwitterをやらないのか、描写が生ぬるいんだよな。この小説よりTwitterの酸いも甘いもをリアルに描写してる小説、そうそう無いだろ。ホンダスバルにクソリプが飛び交うあたりなんかはかなり戯画的には描いてるけど、起こってることは全体的にTwitterで見たことある光景すぎるし、違和感もあんまりない。
・逢坂冬馬さんはたぶんレスバ嫌いな感じを出してるけど実際はレスバが好きな政治厨で、口ではSNS嫌いと言ってるけど本当は好きでなんだかんだやめられないしやめる気もないタイプなんだと思うんだよな。わかるなあ(わかり手)。
・あとやっぱりコイツは深夜アニメ好きなんだろうなって思った。「同志少女よ、敵を撃て」の頃から思ってたけど内容が深夜アニメなんだよな(良い意味で)。コイツは圧倒的売れっ子作家でどう考えても”天上人”なんだけど、ツイ廃のアニメオタクって印象が強すぎてフォロワーのフォロワーあたりにワンチャンコイツの裏垢がいても別に驚かんかも・・・。
ここからネタバレあります
・なんにせよ最後アフリカのキッズが生きててよかったなあ。全体的にハッピーエンドで良い。同志少女よ~とか人死にまくっててキツかったもんな。やっぱ戦争ってクソだわ。物語はハッピーエンドがいいよ~。
・鈴木セレナがカドサキさん(Audibleなので漢字がわからない)だったのも最後までサプライズたっぷりで嬉しかった。天地がひっくり返るようなハチャメチャなどんでん返しとかは別に無いけど(ホンダスバルパートが”現在”だったのはちょっと驚いたけど)、全体的にサプライズ伏線開示が多くてニコニコで読めてよかった。ホンダスバルとかいう変な名前が伏線だったとは・・・。
・アフリカ編とかマネーゲーム編とかビッグモーター編とか、途中まで何を見せられてるんだコレって感じの話が続いて心配になったけど後半畳み掛けるようにおもしろくておもしろかった。
・なんにせよ善良に生きたいよな・・・。ちょっとした出来心で悪いことして、隠すために嘘を重ねて引き返せくなるの、嫌だよな・・・。
・まっくろ不動産の人が言ってた「家選びにカンペキはない。だからこそ欠点も愛せるように家を選ぶ必要がある。身の丈に合わないローンの返済は愛の対象になるだろうか?」みたいなセリフはすごいよかった。高い買い物をするときは思い出したいセリフだな~。車にせよ家にせよパソコンにせよスマホにせよ、愛の対象になるものに金を使いたいよな。
・(良い意味で)第二次世界大戦の話しか書かん作家なのかなーと思っていたのでこういうのも書けるのか~という驚きがあった。次回作も楽しみにしています。逢坂冬馬はおれが育てた!(逢坂冬馬の小説のSNSに出てくるクソリプ勢)