【本場の味シリーズ】マトンプラオを食べに行った

郡山のインド・パキスタン料理のお店「ニュータージマハール」に行ってきた。

メニューによくわからん料理がいろいろ並んでいて本場感がある。ただし実際に本場の味に忠実なのかは知らない。

究極的には、その国の人間にならない限り本場の味なのかどうか我々は決して判断することができない。我々本場の味探求者は、本場の味を探求しながら、しかし本場の味がなんなのかを知らない…というジレンマを抱えている。そういうわけで、本場の味であるかどうかは「それっぽさ」で判断するしかない。

このお店は
・よくわからん聞いたこと無いメニューがある
・パキスタン料理を自称してる(インド以外の南アジアの国を名乗ってると加点が入る)
・店員がほとんど日本語を喋れない
で、それっぽさポイント3点を獲得しているのでかなり本場の味っぽさがあると思う。

本場の味探求の難しいところは、うまければ良いというわけではない点にある。うまい/まずいという尺度ももちろん存在するのだけど、うまいからといって本場の味とは限らないのだ。日本人の舌に合わせるために本場の味を崩しているような料理は、それはそれで存在意義があるのだろうけど、しかし我々の探求するべきものではない。

そういうわけでプラオとニハリを頼んだ。

プラオはパキスタンの炊き込みご飯だ。南アジアの炊き込みご飯といえばビリヤニが有名だけど、プラオはビリヤニとは別物らしい。違いはよくわからないけど、ビリヤニのほうがスパイスをたくさん使っていて全体的に豪華な気がする。とはいえプラオはプラオで素材の味がしてうまい。米に肉の旨味がしっかりついていてうまかった。また食べたい。このお店はビリヤニもやっているのでビリヤニも食べに行きたい。

ニハリは肉をスパイスで煮込んだシチューの一種らしい。カレーと何が違うのかはわからない。雪とともに生きているイヌイットには雪を表す単語が100くらいある(有名な話である一方でこれは大嘘で、本当はそんなにないらしい)のと同じように南アジアにはカレーを意味する単語がたくさんあるっぽい。インド旅行でコルカタに行ったときに不動産王に紹介されたお店でニハリを食べたんだけど、スープは流石に不動産王イチオシにお店のほうがうまかった。しかし肉はこっちのほうがうまかった。不動産王は「牛のおっぱいの部分を使っている」からうまい、みたいなことを言っていたが、個人的には牛のおっぱいはゼラチンと脂肪のグニャグニャした感じがあんまり好きになれなかった。このお店はホロホロに煮込まれた骨付きのマトンが入っていて、なかなかうまかった。でもインドの不動産王が好んで食べてるニハリのほうが本場の味ポイントは確実に上なわけで、本場だからといって美味しいとは限らないのが本場の味探求の難しいところだ。

せろりん
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